グローカルとは、グローバルとローカルを組み合わせた言葉で、地域への誇りと愛着を持ち、国際社会で活躍できる人材の育成と、人・モノ・地域といった横のつながりをつくり、世界に通じる魅力的で持続可能な未来の下田の創出を目指して取り組んでいくものです。
グローカルCITYプロジェクトは、地域への誇りと愛着を持ち、国際社会で活躍できる人材の育成と、世界に通じる魅力的で持続可能な未来の下田の創出を目指して取り組んでいくものです。
何か特別なことをするだけが、グローカルCITYプロジェクトではなく、身近な地域の宝を未来へつないでいる皆様の営みの1つ1つがまさにグローカルCITYプロジェクトです。
〇開始宣言
江戸時代に200年以上続いた鎖国は、ペリー提督率いる東インド艦隊の来航により、その扉が大きく開かれ、その激動の中、下田は江戸に近い天然の良港として、一躍、開国の歴史の舞台となりました。下田には、アメリカだけでなく、ロシア等も訪れ、当時では珍しく、外国人が比較的自由に行動していたと資料に記録されており、下田の国際交流の歴史はこの時始まったと言えます。
やがて、明治、大正と時は流れ、1934年(昭和9年)に、下田開港80周年記念として、アメリカの駐日大使をお招きして第1回の黒船祭が開催されました。今日も、本市の一大行事として続いているほか、日露和親条約の締結地として毎年オロシャ祭も開催されています。
こうした国際色豊かな歴史や、その香りが残る街並みは、まさに下田市ならではの貴重な文化遺産であり、その特性を活かして世界に向かってネットワークを広げ、外国の文化に触れ、異なる価値観を知る、あるいはそうした交流ができるまちとして外に向けた視野を持つとともに、異なった視点でこのまち、あるいはこの国の文化や歴史を考える。このグローバリズムとローカリズムというレコードのA面とB面のように表裏一体のグローカルなものの捉え方が、これからの国際化社会において重要な要素になると思います。
この市制施行50周年を契機として、今後の人づくりやまちづくり等の様々な場面に「グローカル」という要素を織り込み、先人たちが築き、守り続けてきたこのまちの魅力をさらに高め、未来につなげていくため、地球規模の幅広い視野とふるさとへの誇りと愛着を併せ持つグローカル人材の育成とともに、これから先の新しい未来に向けたつながりを広げ、国際的な文化都市を目指して、様々な取組を進めていく。これが「下田グローカルCITYプロジェクト」です。
本日(令和4年1月14日)、ここにその開始を宣言いたします。
〇下田市グローカルCITYプロジェクト基本方針
下田市グローカルCITYプロジェクト 基本方針(pdf 1,381kb)〇令和5年度までの事業
下田市グローカルCITYプロジェクト 令和5年度事業
下田市グローカルCITYプロジェクト 令和4年度事業
〇令和6年度事業
教育振興事業
5月10日上智大学・稲梓小学校国際交流事業
稲梓小学校5・6年生12人が、上智大留学生10か国(ベネズエラ、メキシコ、フィリピン、アメリカ、インド、アゼルバイジャン、中国、スイス、台湾、カナダ)10人とに交流事業を実施しました。互いの国を発表したり英語での交流を試みるなどコミュニケーションをしました。6月20日下田中学校ユニバーサルビーチ講演会『人生、前向いてナンボ。』
下田中学校にて、中学2年生130年を対象にNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの木戸俊介代表による、「人生、前向いてナンボ。」をテーマにした、交通事故による下半身完全麻痺からポジティブモンスターと呼ばれるまでのポジティブ思考を身に着けた秘訣や障がいを通じて学んだこと、夢の叶え方を講演していただきました。6月27日上智大学・朝日小学校国際交流事業
朝日小学校6年生15人が、上智大学教授・博士3人(カナダ、イギリス、コロンビア)とハベリアナ大(コロンビア)教授3人との交流事業を実施しました。互いの地域の魅力を話したりや折り紙などの日本の遊びしたりして楽しみました。7月18日浜崎小学校・ロジャー ウイリアムス大学(米ロードアイランド州)国際交流事業
浜崎小5年生18人、6年生13人が、ロジャー ウイリアム大学生9人との交流事業を実施しました。お互いに英語で自己紹介したり、けん玉やお手玉など日本らしい遊びを通して親睦を深めました。10月3日 稲梓小学校修学旅行・上智大学訪問
稲梓小学校の生徒が、修学旅行にて上智大学を訪問し、キャンパスライフを体験しました。この年の5月に来校いただいた、あん・まくどなるど所長と学生たちに再会ができ、有意義な時間を過ごすことができました。10月18日 上智大学・白浜小学校国際交流事業
白浜小学校4年生8人が、上智大学教授・留学生5人(ミクロネシア、フィリピン、ベネズエラ、メキシコ)との交流事業を実施しました。互いのふるさとについて話しをしたあと、ボッチャをして楽しみました。
グローカル推進事業
5月11日 ハマユウ再生事業(入田浜)
上智大学、筑波大学、地元サーファーなどの50人が参加し、外来植物を駆除するとともに、元来自生していたハマユウを植栽し、海岸の保全活動を実施しました。
5月23日 SDGs竹パウダーコンポスト講座
今年度は10名の方が新たに講座を受け、現在38名がモニターを実施しています。継続モニターの方からは、「竹パウダーで作った堆肥を使ったら、大きくておいしい野菜ができた!」「日々観察していると愛着がわく」などの言葉をいただきました。
6月20日 ユニバーサルビーチ講演会『人生、前向いてナンボ。』
一般参加者23人を対象に、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの木戸俊介代表による、「人生、前向いてナンボ。」をテーマにした、交通事故による下半身完全麻痺からポジティブモンスターと呼ばれるまでのポジティブ思考を身に着けた秘訣や障がいを通じて学んだこと、夢の叶え方を講演していただきました。6月30日 ハマユウ再生事業(入田浜)
上智大学の方々、筑波大学の方々、地元サーファーなどの40人が参加し、外来植物を駆除し、海岸の保全活動を実施しました。6月30日グローカルCITYにおけるエコツーリズムシンポジウム
上智大学アイランド・サステナビリティ研究所との共催により、あん・まくどなるど氏(上智大学アイランド・サスティナビリティ研究所)、マリア・アンヘラ・エチェベリー・ガルビス氏(コロンビア ハベリアナ大学教授)、ニコラス ウービナ氏(コロンビア ハベリアナ大学教授)、ファン リカルド ゴメス氏(コロンビア ハベリアナ大学教授)、織 朱寶氏(上智大学地球環境学研究科博士)、下田市民のシルバン アゴスティーニ氏(筑波大学下田臨海実験センター博士)、鈴木直人氏(一般社団法人マリンネット下田)をパネリストにお招きし、「エコツーリズム」について、海外の事例や考え方、下田市の取り組みなどをお話しいただきました。参加者は51名。下田市でのエコツーリズムについて考え、皆様で意見交換を行っていただきました。7月3日 2024年パリオリンピック サーフィン日本代表、アメリカ代表への応援国旗の贈呈
下田中学校サーフィン部や市民が、下田市出身でパリオリンピックサーフィン日本代表ヘッドコーチの大野修聖(おおのまさとし)氏に、オリンピックでの活躍を祈り応援メッセージを書き込んだ日本国旗を、サーフィン部のある下田中学校にて贈呈しました。また、米国サーフィン代表チームにも東京オリンピックでのホストタウンとなった縁から、米国旗に応援メッセージを書き込んだものを大野氏に託しました。
7月7日海浜回収ペットボトルアップサイクル キックオフ ビーチクリーン@白浜大浜海岸
7月13日からの「海浜回収ペットボトルアップサイクルプロジェクト」に向けたキックオフイベントとして、白浜大浜海岸にてビーチクリーンを実施しました。下田市と下田ライフセービングクラブ、株式会社シップス、豊島株式会社の4者と原田区との共同で実施しました。7月13日~ 海浜回収ペットボトルアップサイクルプロジェクト
令和4年度からの継続事業「美しい下田の海をより美しく、」をキャッチコピーに,下田市と下田ライフセービングクラブ、株式会社シップス、豊島株式会社の4者でビーチクリーン活動時に回収したペットボトルをアップサイクルする取組を今年も実施しています。今年は5,000本(100kg)回収しました。※詳細は下記ページへ
「下田市の海浜回収ペットボトルアップサイクルプロジェクト」今年も始動!
7月20日 「下田市ユニバーサルビーチ講習会」in外浦海水浴場
ユニバーサルビーチ講習会では座学と実技を実施し、14人が参加。ビーチマットや水陸両用車イスの基本的な知識を学びました。体験会には障がいのある方3組が参加し、ビーチマットや水陸両用車イス、ライフジャケット等を用いて、海水浴を楽しんで頂きました。参加者の笑顔があふれ、有意義な時間となりました。7月23日、10月8日 サーフタウン構想策定委員会開催
行政・民間団体とともに、サーフィンをする人だけでなく、サーフィンをしない人も下田のサーフィンに誇りを持てるような構想を策定することを目指し委員会を設置・開催しました。