下田市の現状
下田市では、平成30年7月から「雑がみ」のリサイクルを始めています。しかし、未だに下田市の可燃ごみの約半分は、紙布類が占めています。
紙類の中にも、雑がみとしてリサイクルできる紙とできない紙があります。
可燃ごみで捨てられる紙類の内、約3割はリサイクルできる雑がみが含まれていると言われています。
「雑がみ」って何?
新聞、雑誌、ダンボール、紙パック以外のリサイクルできる紙類のことです。(雑がみの例)
コピー用紙、プリント、書類、チラシ、ダイレクトメール、封筒、はがき、包装紙、カレンダー、紙袋、紙箱、台紙、画用紙、名刺などリサイクルする事での効果
リサイクルすることにより、新しく製品を作成する際に、森林資源の浪費する量を減少することができ、森林資源の持続可能な利用に貢献します。また、雑がみを正しくリサイクルする事で、可燃ごみの量を減らすことができ、焼却における温室効果ガスの排出量を抑制する事が出来ます。
「雑がみ」の出し方
・リサイクル分別収集または、清掃センターへ持ち込み。※リサイクル分別収集では、雨の日は収集しません。
なるべくA4サイズ位の大きさに合わせ、ひとまとめにして白い紙ひもで十文字にしばって出す。
はがき、メモ用紙、名刺など小さいサイズの紙は、ばらばらにならないように使用済の紙袋や大きめの封筒に入れ、白い紙ひもで十文字にしばって出す。
雑がみ搬出時の注意事項
・ビニールひも、麻ひもなどは使用しないでください。・ビニール、プラスチック、金具、クリップ、発泡スチロール、付録のDVDや化粧品のサンプルなどはすべて取り除いてください。
(ホチキスの針は取らなくもよい)
・他の古紙(新聞、雑誌、ダンボール、紙パック)とは、必ず分別してください。
・シュレッダー紙(ビニール袋に入れる)は、清掃センターへの持込のみです。
・事業所等で古紙が大量に発生する場合、民間の古紙回収業者に依頼してください。
リサイクルできない紙とは
紙類全てを雑がみとして捨てられたらいいのですが、雑がみとしてリサイクルできない紙があります。リサイクルできない紙を混ぜてしまうと、生産工程での機械トラブルや不良品の原因になってしまいます。
リサイクルできない紙は可燃ごみへ出してください。
リサイクルできない紙は下記のとおりです。
・汚れた紙(クリームや油のついた紙、血液・汚物などがついた紙、使用済ティッシュなど)・臭いのついた紙(石鹸の包装紙、線香や洗剤の箱など)
・防水加工された紙(紙コップ、紙皿、油紙、ロウ紙など)
・カーボン紙、ノーカーボン紙(宅配便の複写伝票など)
・圧着はがき(シールをめくり内容を見るタイプのもの)
・写真用紙、感光紙
・感熱紙(ファクス用紙、レシートなど)
・その他、プラスチックフィルムやアルミ箔などを張り合わせた複合素材の紙、紙おむつ、感熱性発泡紙、壁紙、カーテンや建材の見本帳など
一人ひとりの意識が大切
家庭内で出る雑がみを全て、いきなり分別することは難しいと思います。一人ひとりできる範囲で、少しずつリサイクルしていただけるようにご協力お願いします。
下田市としても、リサイクルし易い環境を整えていきます。
・下田市ごみ減量塾のページはこちらから
・雑がみ保管袋の使い方はこちらから
参考:雑がみリーフレット(古紙再生促進センター)
出典:公益財団法人 古紙再生促進センター
家庭ごみの分け方・出し方