都で戦に敗れた武士団が大賀茂の地に流れてきました。その棟梁は流れ着いたときは落ち武者の様でしたが、神明様を進行しながら苦労を重ね成功し、村人からは「荒井の長者」と呼ばれました。しかし、成功した噂が都まで伝わり、追手がやってきます。荒井の長者は親切にしてくれた村人を戦に巻き込みたくないと考え、早々に屋敷を引き払い、用意していた船で遠いところへ去っていきました。持ちきれない財宝は裏山(三倉山)に埋めたといわれています。
まち遺産(民話 荒井の長者)
提案理由:地域を代表する民話のため後世にのこしていきたい(小学生提案。)
追加情報:荒井の長者は倉三つ分の財宝を裏山に埋めていったとされているため、その山は現在では三倉山といわれています。
分野:歴史