1 背景

 下田市が管理している道路橋は、現在203橋あります。このうち建設後50年を経過する橋は約2割を占め、今後20年後にはこの割合が約6割となり急速に高齢化橋梁が増大します。このような背景から、今後増大が見込まれる橋梁の修繕・架け替えに要する経費のコスト縮減が不可欠となっています。
注)架設50年を経過する割合は架設年次が不明な橋があるため、架設年次が判明している橋を対象に算出しています。

2 目的

 道路交通の安全を確保するうえで、これまでの事後保全的対応から計画的かつ予防的な対応に転換し、橋梁の長寿命化によるコスト縮減を図るための長寿命化修繕計画策定に向けて橋梁点検を実施しました。

3 点検橋梁

 橋長15m以上の橋梁22橋のうち、下記条件(1)〜(5)に該当した5橋を除き、17橋を平成20,21年度に点検を実施しました。
1) 架設後10年未満。
2) 人道橋。
3) 集落が存在しない。
4) ボックスカルバート構造。
5) 近くに迂回できる橋が存在する。
 平成20年度に16橋の概略点検を実施し、平成21年度に1橋の概略点検と平成20年度に実施した16橋のうち、気になる損傷が指摘された2橋について詳細点検を実施しました。
 概略点検は、国土交通省国土技術政策総合研究所「道路橋に関する基礎データ収集(案)」、詳細点検は、「静岡県橋梁点検マニュアル」にそれぞれ準拠し実施しました。

関係資料は下記よりダウンロードできます。
橋梁一覧(橋長15m以上)
橋梁箇所図(橋長15m以上)
点検結果の概要

4 修繕計画

5 点検結果の詳細について

 点検結果の詳細について閲覧を希望される方は、下記担当窓口まで問い合わせ下さい。

6 担当窓口

 建設課 土木管理係
 電話:0558−22−2219 FAX:0558−27−1007
 メールアドレス:kensetsu@city.shimoda.shizuoka.jp