水道のしくみ

遠く離れた河川から取った水を浄水場できれいにし、地下に埋設されたパイプで、
みなさんの家庭までお届けしています。

水道の水ができるまで

1.取水口      川の水を取り入れます。
2.沈砂池      水の中にまざっているゴミや砂を取り除きます。
3.着水井      混和池にながれこむ水の量を調節します。
4.混和池      薬を入れて、水の中の細かいまざりものを固まりにして沈めます。
5.沈殿池      細かい砂やゴミを沈めます。
6.ろ過池      沈殿池できれいにした水を池の底にある砂の層でこします。
7.塩素注入設備   塩素を入れて消毒し、安心して飲める水にします。
8.浄水池      きれいになった水をためておく池で、配水池へ送る水を調節します。
9.送水ポンプ    使う水の量にあわせてポンプで圧力をかけ、配水池へ送ります。
10.配水池      ここから自然流下(配水管)によって、家庭などに水を送ります。

家庭の水道のしくみ

配水管から分かれて家庭まで水を送る給水管、水道メーター、蛇口などをまとめて給水装置と呼びます。配水管は上下水道課で管理していますが、給水装置はそれぞれ所有者が管理することになっています。
水道事業のしくみ
水道事業は地方公営企業法という法律によって独立採算制をとっています。
つまり水道事業は、皆様方からいただく水道料金により経営しているということです。
浄化時に使用する薬品代、電気代、配水管を修繕する費用などすべて料金収入で
まかなうことが原則となっています。
更には施設が完成しなければ収入とならない拡張事業の経費も料金でまかない、
それでも不足する分については、国などから借金(企業債)をして運営しています。