下田市、南伊豆町、松崎町及び西伊豆町で協議を進めている「広域ごみ処理事業」についてお知らせします。

ごみ処理施設の状況

1市3町のごみ処理施設は、いずれも稼働から20年以上経過しています。
施設の耐用年数は一般的に20〜25年とされており、各施設とも老朽化が進み、維持管理が大きな負担となっています。
設置主体施設名処理能力処理方式炉形式稼働開始
下田市下田市営じん芥処理場56トン/日ストーカ式准連続運転S57.4
南伊豆町南伊豆町清掃センター15トン/日ストーカ式バッチ運転H3.3
松崎町クリーンピア松崎16トン/日ストーカ式准連続運転H11.9
西伊豆町西伊豆町クリーンセンター45トン/日流動床式全連続運転H10.4

なぜ広域で行うのか

人口減少社会では、ごみ処理に限らず、行政の様々な分野で広域連携が求められています。
広域で取り組むことにより、事務の効率化が図られ、事業費の削減などの効果が得られるためです。

ごみ処理においては、
「人口減少等に伴うごみ量の減により施設稼働率が低下し、非効率な運転となっていること」
「財政状況の悪化等により、自治体単独で施設を維持管理することが困難となっていること」
が挙げられ、持続可能なごみ処理事業を継続していくためには広域処理(集約化)が必要とされています。

広域ごみ処理基本構想

1市3町のごみ処理の現状と課題を整理し、広域化に向けた基本方針などを「南伊豆地域広域ごみ処理基本構想」としてまとめました。

南伊豆地域広域ごみ処理基本構想(pdf 4,042kb)
南伊豆地域広域ごみ処理基本構想(概要版)(pdf 595kb)

広域ごみ処理事業に関する1市3町の合意事項

これまでの協議で合意した事項について、1市3町で合意文書を取り交わしました。

南伊豆地域広域ごみ処理事業に関する覚書(写)(pdf 123kb)

南伊豆地域のごみ減量化・リサイクルを考えるワークショップ

令和4年3月6日にごみの減量化・リサイクルをテーマにワークショップを開催しました。

南伊豆地域のごみ減量化・リサイクルを考えるワークショップ(報告書)(pdf 1,186kb)

令和4年度も引き続きワークショップを開催しました。
ワークショップの模様は、次のワークショップ通信や報告書をご覧ください。

令和4年10月16日開催分 → ワークショップ通信(第1回)(pdf 2,293kb)
令和4年11月6日開催分 → ワークショップ通信(第2回)(pdf 817kb)
令和4年11月27日開催分 → ワークショップ通信(第3回)(pdf 1,941kb)

令和4年度分報告書 → ワークショップ報告書(令和4年度)(pdf 6,683kb)

生活環境影響調査について

建設候補地周辺地域における生活環境の保全に配慮することを目的に「生活環境影響調査」を実施します。
専門の調査機関(受託者:株式会社静環検査センター)が大気環境等の現況把握、予測及び影響の分析を行います。
調査の開始に先立ち、調査内容に関する説明会を開催しました。

住民説明会(生活環境影響調査)の開催について(pdf 63kb)
【住民説明会】基本構想スライド(pdf 1,554kb)
【住民説明会】調査内容スライド(pdf 4,823kb)



生活環境影響調査結果についての意見書を受付けています。 (令和5年10月27日更新)
受付期間
・令和5年9月13日(水)~令和5年10月26日(木)(土、日、祝日を除く)
・午前8時30分~午後5時15分
受付場所
・南伊豆地域清掃施設組合
・下田市役所(情報公開コーナー)

※意見書の受付は終了いたしました。
広域ごみ処理施設整備に係る生活環境影響調査書(案)の誤りについて (令和5年10月25日更新)

【経過】
広域ごみ処理施設整備に係る生活環境影響調査書(案)の内容に誤りがあることがわかりました。
調査事業者、南伊豆地域清掃施設組合及び組合構成1市3町で調査書(案)全体の再確認を進めています。
なお、現時点では基準値を超える項目はなく、建設候補地周辺地域の生活環境に影響を及ぼさないものと評価できるとする結果に変更が生じていません。

主な誤りの内容は、次のとおりです。
〇廃棄物運搬車両の台数(225台→270台)
該当項目 ( 影響 )
①計画交通量 (車両45台の増)
②大気質(二酸化窒素・浮遊粒子状物質)の将来予測 (将来予測濃度の増)
③将来交通量 (車両45台の増)
④車両の走行に伴う騒音の将来予測 (騒音レベルの増)
⑤車両の走行に伴う振動の将来予測 (振動レベルの増)
〇粗大ごみ破砕機の稼働(夜間も稼働→日中稼働) 
該当項目 ( 影響 )
①施設の稼働に伴う振動の将来予測 (夜間振動レベルの減)
②寄与振動レベルの分布図 (振動レベルの最大地点の移動)

   〇その他
    数値(環境基準値、自主基準値、測定結果等)の転記誤り

【今後の対応】
引き続き、再確認を進めるとともに、建設予定地の判断をするための数値等に複数の誤りがあったことから、もう一度縦覧からやり直す方向で検討しています。


調査結果について、地域住民を対象とした説明会を令和5年9月15日に開催しました。

生活環境影響調査結果の住民説明会の開催について(pdf 113kb)
生活環境影響調査について(pdf 3,099kb)
説明会資料(pdf 1,275kb)
生活環境影響調査書の縦覧及び意見聴取は終了いたしました。(令和5年12月25日更新)

1 調査書の縦覧について                                 
(1)縦  覧
  (仮称)南伊豆地域広域ごみ処理施設の整備に係る生活環境影響調査書
(2)縦覧場所
  ①1市3町の窓口
   ア 下田市役所情報公開コーナー(下田市東本郷一丁目5-18
   イ 南伊豆町役場生活環境課(賀茂郡南伊豆町下賀茂315-1)
   ウ 松崎町役場生活環境課(賀茂郡松崎町宮内301-1)
   エ 西伊豆町クリーンセンター[環境課](賀茂郡西伊豆町田子2551)
  
南伊豆地域清掃施設組合
  1市3町のホームページ
  ※①、②で縦覧する際は、縦覧申込書へ氏名、住所の記入をお願いします。
(3)縦覧期間
   令和5年11月6日(月)~ 令和5年12月5日(火)(土、日、祝日を除く)
   午前8時30分~午後5時00分
   ※縦覧期間は終了しました。
2 意見書の提出について                                 
(1)提出期間
令和5年11月6日(月)~令和5年12月19日(火)(土、日、祝日を除く)
午前8時30分~午後5時00分
(2)提出方法
  ①1市3町の窓口(1調査書の縦覧について(2)縦覧場所①に同じ)
  ②南伊豆地域清掃施設組合の窓口
  ③南伊豆地域清掃施設組合へメール[m-seisou.sk@dune.ocn.ne.jp]又は郵送
[〒415-0037 下田市敷根13-8 (南豆衛生プラント組合 汚泥処理クリーンセンター内)]
※メール又は郵送で意見書を提出される場合には、意見書の提出期間内に必着でお願いします。
提出期間外に提出された意見書は、無効となります。
※意見書の受付は終了しました。
3 お問い合わせ                                     
南伊豆地域清掃施設組合 (下田市敷根13-8 南豆衛生プラント汚泥処理クリーンセンター内)
電話:0558-36-4851(直通) FAX:0558-36-4852
E-mail: m-seisou.sk@dune.ocn.ne.jp

生活環境影響調査書(案)に寄せられた意見書と組合の見解について(令和5年12月28日更新)

この度は、南伊豆地域広域ごみ処理施設整備に係る生活環境影響調査結果へ貴重な御意見をいただき、誠にありがとうございました。
いただいた御意見への南伊豆地域清掃施設組合の見解を、次のとおりまとめました。

※いただいた御意見については、個別に回答はいたしませんので、御了承ください。


生活環境影響調査書への意見書見解(概要版)(pdf 547kb)
生活環境影響調査書への意見書見解(全体版)(pdf 793kb)

 お問い合わせ 
南伊豆地域清掃施設組合 (下田市敷根13-8 南豆衛生プラント汚泥処理クリーンセンター内)
電話:0558-36-4851(直通) FAX:0558-36-4852
E-mail: m-seisou.sk@dune.ocn.ne.jp

施設整備基本計画(案)

広域ごみ処理基本構想を踏まえ、建設を予定している施設の基本的方針を作成しました。
今後、寄せられたご意見や実施中の生活環境影響調査の結果を反映させていく予定です。

施設整備基本計画(概要版)(pdf 1,213kb)

本編
表紙・目次(pdf 579kb)
(第1章)基本的事項(pdf 1,304kb)
(第2章)基本方針の再整理(pdf 1,447kb)
(第3章)基本条件(計画条件)の設定(pdf 1,581kb)
(第4章)環境保全計画(pdf 1,190kb)
(第5章)余熱利用計画(pdf 1,069kb)
(第6章)基本フローの検討(pdf 891kb)
(第7章)機械設備計画の検討(pdf 868kb)
(第8章)建築整備計画の検討(pdf 863kb)
(第9章)施設配置・動線計画の検討(pdf 843kb)
(第10章)工程の検討(pdf 803kb)
(第11章)財源計画(pdf 949kb)
(第12章)概略図面(pdf 8,196kb)

PFI等導入可能性調査

今後の施設整備や運営事業については、最も効率的な事業方式を選定し、進めていく方針です。
今回、民間事業者の資金運営能力や技術的能力を活用するPFI方式等の導入可能性を探るための調査を行いました。
調査結果の報告書は次のとおりです。

PFI等導入可能性調査報告書(pdf 611kb)