州佐里崎台場遺跡2
概要
名称 州佐里崎台場遺跡(すさりざきだいばいせき)
みどころ ここ須崎の州佐里崎(すさりざき)は、対岸の狼煙崎(のろしざき)とともに、下田湾の出入口を南北から囲むように突き出た地形を形成しています。江戸中期以降、異国船の日本接近が相次ぐなかで、大江戸湾の出入口としての下田の海防を担う最適な場所として、幾度も御台場(砲台)の建設計画が立案されましたが、幕府の財政難などにより頓挫の連続でありました。天保13年(1842年)には下田奉行が復置され、本格的台場計画が立てられたものの、またもや財政難から将軍日光社参の仮の台場建設に縮小されました。それでも、お台場、火薬庫などを擁し、海防施設として一応の完成をみました。その後、州佐里崎・狼煙崎の両台場は1年後には取り壊されるが、かつての台場跡として、その遺構は現在に見ることができます。
場所 伊豆急下田駅より須崎海岸・爪木崎方面行きバス13分、須崎海岸下車 徒歩30分
駐車場 なし

アクセス