イノシシやシカ等の動物の出没に注意
市内の畑や田んぼ、住宅地において、イノシシやシカ等の野生動物の目撃や被害に関する情報が増えてきています。野生動物が人と遭遇した場合、重大な事故につながることもあるため、以下のことに御注意ください。
野生動物の出没対策
- 餌となる生ごみや不要になった農作物、落下していたり収穫しないような果実は放置せずに適切に処分する。野良猫等には絶対に餌を与えない。また、屋外で飼育しているペットの餌も適切に管理しないと野生動物を誘引してしまうため、余り等は処分する。
- 山の近くにある藪、住居や田畑の近くにある耕作放棄地等は動物が身を隠せるような場所となり、人慣れの要因となるので、刈り払いをし、見通しをよくする。
野生動物に遭遇してしまった時の対応
- 遠くに動物を見つけたら、落ち着いて音を立てず、反対方向に逃げる。
- 近くに動物を見つけたら、刺激をしないように落ち着いて、背中を見せずにゆっくりと様子をうかがいながら後ずさりをする。
ツキノワグマについて
令和5年10月20日、賀茂郡河津町梨本において、オスのツキノワグマ(以下「クマ」という。)が錯誤捕獲され、その場で放獣されました。今回捕獲されたクマは人為的な餌などに餌付けはされておらず、集落に出没しているわけではないため、過度に警戒をする必要はありませんが、今年度は全国的にクマの出没が増えており、これからの時期は冬季に向けて餌となる木の実等を探し求め活動が活発化するため、以下のことに御注意ください。
クマに出会わないための対策
- 山に入る際は、鈴やラジオ等の音の出るもので、自分の存在をアピールする。
- 山に入った際に出た生ごみは必ず持ち帰る。
- クマの活動が活発な早朝や夕方の入山は避ける。
- 雨風の強い日や沢沿いはクマが人間に気づき難いので注意する。
クマの出没対策
上記野生動物の出没対応と同じです。普段から野生動物を引き寄せないような対策を心がけてください。クマに遭遇してしまったときの対応
- 遠くにクマを見つけたら、落ち着いて音を立てず、反対方向に逃げる。
- 距離が短かったら、刺激しないように落ち着いて、背中を見せずに後ずさりをする。
- 攻撃してきたら、窪地などに腹ばいになり、両手を首筋の後ろでしっかりと組み、両肘で顔を守る。
クマを目撃した場合は、市産業振興課か県賀茂農林事務所へ御連絡ください。
また、その他クマの情報については以下静岡県のホームページをご覧ください。
【静岡県】静岡県のツキノワグマ(静岡県のサイトに移動します。)