菖蒲前の墓
吹きすさぶ風に手向の水かれて
あやめのつかに木の葉散りしく
と「伊豆日記」にある。源三位頼政の室「菖蒲前(あやめのまえ)」の墓は稲梓相玉の菖蒲ケ岡にある。
もとここは相玉山長福寺という菖蒲前の香華寺があって菖蒲前はその御本尊千手観音を厚く信仰しておったと伝えられているが、今は廃寺となって、その址に小さな堂が建っている。
(吉佐美人幡神社の境内にも頼政公と菖蒲前の碑が最近建てられた。)
下田市の民話と伝説 第1集より
吹きすさぶ風に手向の水かれて
あやめのつかに木の葉散りしく
と「伊豆日記」にある。源三位頼政の室「菖蒲前(あやめのまえ)」の墓は稲梓相玉の菖蒲ケ岡にある。
もとここは相玉山長福寺という菖蒲前の香華寺があって菖蒲前はその御本尊千手観音を厚く信仰しておったと伝えられているが、今は廃寺となって、その址に小さな堂が建っている。
(吉佐美人幡神社の境内にも頼政公と菖蒲前の碑が最近建てられた。)
下田市の民話と伝説 第1集より