相玉の庚申(こうしん)さま
参照 伊豆の伝説
稲梓相玉の龍門院にお祀りしてある青面金剛王の御本体は、堀河帝の御宇、庚和3年6月朔日の明け方、龍門院の裏山、保月ケ峯に降臨し給うたものといわれ、62年目毎に1回、7日間の御開帳がある。
まことに霊験あらたかで土地の人達は俗に「相玉の庚申様」と呼び尊信厚く、殊に大漁の神として漁業関係の人々を始め、花柳界の人たちは、日頃とても熱心に信仰している。
その62年の御開帳の時は、近郊近在をはじめ、遠くからも参詣に来る人が多く、いつもは静かな龍門院もこの時ばかりは非常な雑踏を呈するという。
下田市の民話と伝説 第1集より
参照 伊豆の伝説
稲梓相玉の龍門院にお祀りしてある青面金剛王の御本体は、堀河帝の御宇、庚和3年6月朔日の明け方、龍門院の裏山、保月ケ峯に降臨し給うたものといわれ、62年目毎に1回、7日間の御開帳がある。
まことに霊験あらたかで土地の人達は俗に「相玉の庚申様」と呼び尊信厚く、殊に大漁の神として漁業関係の人々を始め、花柳界の人たちは、日頃とても熱心に信仰している。
その62年の御開帳の時は、近郊近在をはじめ、遠くからも参詣に来る人が多く、いつもは静かな龍門院もこの時ばかりは非常な雑踏を呈するという。
下田市の民話と伝説 第1集より