長磯の清水
参照 伊豆の伝説
田牛と吉佐実の海岸の境近くに、長磯といって岩石が長く (150米位)海に突き出している所がある。
その隣りは海後の磯浜になっている。
山道を登り長磯の海岸に降りると、その近くに1丈(3米位)の長い石が突き出しているが、この石の表に孟(直径50糎位)ほどの凹みがあってきれいな清水が湧いている。
海岸とこの石との間は溝になっていて、海水が波の打ちよせる度に石の上を洗っているのであるが、この凹みは少しも塩からくないというので不思議とされている。
尚、清水の上の所には大きな岩穴(奥行20米、間口4米、高さ2.5米位)があって、その昔偉い坊さんが修業された洞窟だとも伝えられている。
下田市の民話と伝説 第1集より
参照 伊豆の伝説
田牛と吉佐実の海岸の境近くに、長磯といって岩石が長く (150米位)海に突き出している所がある。
その隣りは海後の磯浜になっている。
山道を登り長磯の海岸に降りると、その近くに1丈(3米位)の長い石が突き出しているが、この石の表に孟(直径50糎位)ほどの凹みがあってきれいな清水が湧いている。
海岸とこの石との間は溝になっていて、海水が波の打ちよせる度に石の上を洗っているのであるが、この凹みは少しも塩からくないというので不思議とされている。
尚、清水の上の所には大きな岩穴(奥行20米、間口4米、高さ2.5米位)があって、その昔偉い坊さんが修業された洞窟だとも伝えられている。
下田市の民話と伝説 第1集より