ノロウイルスによる食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。

周りの方々と一緒に、次の予防対策を徹底しましょう。

  1. 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
  2. 下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
  3. 胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。
  • 患者のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されます
  • 特に子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。

ノロウイルスに関する情報

・厚生労働省 ノロウイルスに関するページ
・厚生労働省 ノロウイルス食中毒予防に関する要点リーフレット
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/03.html#link01-01
・国立感染症研究所 感染症情報センター
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-noro.html

などを参考に、最新の情報を入手して予防に役立ててください。