共通市章

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福井市長あいさつ


福井市長

 新年を寿ぎ、謹んでご祝詞を申し上げます。
 市民の皆様におかれましては、お健やかに新たな年をお迎えになられたこととご拝察申し上げます。
 私、市長に就任してから3回目の新年を迎えました。未だ道半ばではございますが、着実に市政が運営されているものと自負しております。これも偏に市民の皆様の市政に対する深いご理解と強力なご協力の賜であり、深甚なる感謝を申し上げます。
 昨年4月、伊豆半島は、ユネスコ世界ジオパークに認定されました。地質遺産の価値と本市を含む伊豆半島15市町民の活動が国際的に高く評価された結果です。市内には、海底火山にその起源を持つ天然の地形、柱状節理、斜交層理や伊豆石等多くのジオサイトが点在しています。世界ジオパークに認定されたことにより、学問的な価値はもとより、経済的な利用価値も向上しました。
 伊豆縦貫自動車道路に関しては、昨年5月に「河津トンネル(仮称)」起工式が行われ、下田河津道路のⅡ期工事区間の工事の進捗が顕著に確認されるようになりました。現在はこの区間を通過するのに約16分かかります。将来トンネルが完成すると約2分に短縮されます。その整備効果は大きいものがあります。また、天城北道路を河津桜まつり前に開通していただくよう、各関係機関に要望してまいりましたが、年明け早々の1月26日に開通式が予定されています。大願成就、快哉を叫びたい心境でございます。本年も倍旧の要望活動に心血を注ぐ所存でございます。
 国際交流に関しては、昨年は、ニューポート市と姉妹都市の提携60周年の節目を迎え、両市で記念式典を行い、下田市の式典では駐日アメリカ大使館からハガティ大使ご臨席の下、60年間培ってきた固い絆を確認しました。また下田は、1855年に「日露和親条約」が締結された地であり、日露外交発祥の港でもあります。玉泉寺には、安政の大津波で被災したロシア船のディアナ号とその後に来航したアスコルド号の乗組員の墓があります。日ロ友好交流事業として、昨年11月には駐日ロシア公使をお迎えし、乗組員を追悼する慰霊祭と日ロ交流の歴史を学ぶ講演会を開催しました。下田は、日米と日露の外交関係の礎が築かれた世界的にも稀有な港であり、その歴史的遺産を将来に亘って継承すべき使命を負っていることを我々市民の誇りとして、実行していかなければならないと思っております。
 さらに、歴史まちづくり法に基づく「下田市歴史的風致維持向上計画」が国の認定を受けました。この法律は歴史的価値の高い建造物や、良好な市街地環境を維持向上させることを目的とした法律で、県内では4か所目の認定となります。本市が維持向上すべき歴史的風致として「湊町の下田八幡神社例大祭」「黒船祭」「稲梓地域の祭礼」「天草漁をはじめとする磯浜の営み」「蓮台寺温泉」の5つを掲げております。これまで守り育んできた歴史文化資源を維持向上させて、地域に対する誇りの醸成と地域の活性化に繋げてまいり
ます。
 中学校再編に関しては、校名の変更を12月定例会に諮り、「下田市立下田中学校」の校名が可決されました。この校名に因む、教育理念の策定、制服の制定、校歌の作詞・作曲等が行われ、2022年4月の開校に向け、校舎等の環境整備を併行して、事業を推進して参る所存であります。
 今年の4月から6月には、JR東日本と静岡県がタイアップしたデスティネーションキャンペーンが行われます。伊豆半島においては、黒船祭とあじさい祭りがキャンペーン対象となっています。この機会を有効に利用し、リピーターとなっていただくよう、観光客の誘致に最大限努力をしなければなりません。
 加えて、新庁舎建設事業に関しては、「災害に強く、全ての市民にとって使いやすい、経済的で効率的な庁舎」の実現に向け、2021年5月の開庁を目指し、秋頃には建設工事に着手する計画となっております。
 本年も、虚心坦懐、公論傾聴、先見洞察、熟慮断行を座右の銘とし、観光業の振興を主体とした経済活性化対策、人口減対策、防災対策の3本柱を主軸として、明るい将来に向けこれまで蒔いてきた種が芽を出し、大きく育っていく年になるよう、全力を注ぐ覚悟でございます。市民の皆様の絶大なるご協力を切にお願いいたします。
 結びに、市民の皆様にとって、本年も幸多い年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

下田市長 福井 祐輔

 更新日:2019/01/22
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